大谷翔平、ジャッジらのロス五輪出場はトランプ大統領次第…新設の作業部会で自ら陣頭指揮

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 近年のケースでは21年3月、ジョージア州議会が黒人をターゲットにした投票制限の州法を可決したことに抗議し、7月に同州アトランタのブレーブスの本拠地で予定していたオールスターの開催地を急きょ、変更した。当時のバイデン大統領もジョージア州の州法には猛反対しており、MLBはバイデン政権に忖度して同調したともっぱらだった。

 大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言った。

「今年4月にトランプ大統領と会談したマンフレッド・コミッショナーは、野球賭博に関与し永久追放処分を科された故ピート・ローズの処分解除、資格回復を求められると、二つ返事で承諾した。5月にはMLBがローズの資格回復を発表し、米野球殿堂も『殿堂入り候補となることが検討されることになる』との声明を出したほどで、大統領による米球界への影響力の高さを知らしめた。ロス五輪への大リーガー派遣に関しても、大統領がコミッショナーに進言すれば、すぐにクリアになるのではないか」

■大谷とトランプ大統領にはすでに“接点”

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