米ツアーシード権喪失の渋野日向子に“原英莉花の復活ロード”「下部ツアー」参戦のススメ
選手ファーストとは言えないが…
「米ツアーに戻るにしろ、国内ツアーに復帰するにせよ、人気選手だけに常にマスコミ対応が求められる。だが、メンタルや技術を立て直して上位争いできるまでには少し時間がかかるだろうし、いろいろな質問に答えるのもおっくうになる。下部ツアーの会場は、試合用に整備されていないところもあるし、空港から遠いなど選手ファーストとは言えませんが、ギャラリーやマスコミが皆無に等しいのは、今の渋野にとってはよい環境です。人気選手ですからスポンサーに相談しなければならないでしょうが、下部ツアーなら雑音を気にせずゴルフに集中できる。自分のペースでじっくり立て直せばいいのです」
ポイントランクが101位以下の渋野は来季、出場優先順位が予選会の上位25人より下がるため、その予選会を受けるわけだが、下部ツアーには参戦できる。
遠回りすることが結果的に近道になることもある。
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一方、テレビ解説でもおなじみの女子プロ・塩谷育代氏は渋野について「ゴルフを遮断すること」を提言している。いったいどういうことなのか。その真意とは。
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