米ツアーシード権喪失の渋野日向子に“原英莉花の復活ロード”「下部ツアー」参戦のススメ
【伊藤園レディス】最終日
プロ8年目の脇元華(28)が通算16アンダーでツアー初優勝を飾った今大会。米女子下部エプソンツアーから来季レギュラーツアーへの昇格を決めた原英莉花(26)が出場し、脇元から4打差4位で終えた。
原はこの大会に7度出場し、最高位は2022年の7位。開幕直前には「このコースはあまり得意じゃない。けっこう狙いにくいんです」と語っていたが、目標だった60台のスコアを3日間並べてこれまでのべストフィニッシュとなった。
原は昨年、国内外で30試合に出場し、3日間連続で60台のスコアをマークしたのは4日間大会の大東建託・いい部屋ネットレディスのみ。
ここ数年は苦戦が続いたが、今季下部ツアーで揉まれたことで、苦手コースでも好スコアを連発し、ファンを大いに沸かせた。
ゴルフライターの吉川英三郎氏は、米女子ツアーのシード権を失った渋野日向子(27)にも「下部ツアー参戦」を勧める。
「今年の渋野は米ツアー23試合で予選落ち13回。つらいときでもマスコミの前できちんと話をするし、シード権喪失が決まった前週の試合でもマイクの前で涙を流しながら『ひどい1年だった』と語っていた。出場試合を増やすため、12月の米ツアー予選会に出るようですが、下部ツアーでイチから自分のゴルフを見直すのもひとつの手です」
吉川氏が続ける。


















