岡本和真には追い風になりそうなブルージェイズの雰囲気とカネ “控えめコメント”で好感度もアップ
今季の年俸は13番目
昨年のチーム総安打数1461はメジャー30球団中トップ。総三振数1099はメジャーで2番目に少ない。安打を連ねて得点を重ねる強力打線が看板のチームだ。岡本はブルージェイズを選んだ理由について「何より強くて世界一になれるチームだと思った」と話したが、選手の能力を最大限に発揮する雰囲気がブルージェイズにはありそうだ。
「チームになじむ上で岡本のカネもプラスに作用するのではないか」とは前出の特派員。
岡本の契約は「4年総額約94億円」。2年目以降の年俸は約25億1000万円だが、今季年俸は約10億9000万円。
これは野手に限ればスプリンガー(36)の約35億3000万円、サンタンダー(31)の約25億9000万円、ヒメネス(27)の約23億6000万円、ゲレロ・ジュニアの約20億4000万円、バーショ(29)の約12億9000万円、カーク(27)の約11億8000万円に次ぐ7番目の金額になる。投手も入れれば13番目だ。
「メジャーで選手の評価はカネ、つまりは年俸です。金額が多ければ多いほど、その責任も期待も大きくなる。ブルージェイズはカナダで唯一のメジャー球団で、なおかつ昨年までの6年間で4度プレーオフに進出。昨季のワールドシリーズではカネも人気も飛び抜けているドジャースを、あと一歩のところまで追い詰めた。本拠地のロジャースセンターではカナダ国旗を振って応援するファンがいたように、対米国の象徴というかオールカナダのような存在感がいまのブルージェイズにはある。ファンや地元メディアの期待は膨れ上がる一方ですからね。それなりの年俸をもらっている選手は結果を出して当然という見方をされる。そこへいくと岡本のサラリーはチーム内でそこまで高くはない。少なくとも過度のプレッシャーがのしかかることはないでしょうから」(同)
岡本は会見で守備位置の希望を聞かれ、「3つのポジション(一、三塁、左翼)をどこでも守れる準備はしてきていますし、いろんなところを守るのは好きなのですごく楽しみ」。
三塁へのこだわりについても、「その日僕の与えられた役割の中ですべてを出し切りたいなと思っています」と答えた。
選り好みをするわけでなく、与えられたポジションで全力を尽くしたいという“控えめ”な受け答えもファンやメディアの好感度につながるはずだ。
チームの雰囲気といい、手にする年俸といい、岡本の背中には、とりあえず追い風が吹きそうだ。
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日刊ゲンダイで毎年恒例の人気企画「ドラフト家庭の事情」(2014年版)では岡本家を掲載。父・義清さんと母・智代美さんが明かした岡本の生い立ち、祖父母が悲鳴を上げた「本塁打1本で最大1万円」のシステム、そしてそのカネの使い道とは。
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