スピードスケート高木美帆に現役引退はまだ早い パシュート3位で五輪女子メダル最多記録を10に更新

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 女子スケート界の絶対的エース、高木美帆(31)にまた大きな勲章が加わった。パシュート(団体追い抜き=3人が隊列を組んで走行して最後尾選手がゴールした時点のタイムを競う)の3位決定戦で野明花菜(21)、佐藤綾乃(29)と組んでアメリカを相手に勝利を収め、見事に銅メダルを獲得したのである。

 メダル獲得に向けて日本はチャレンジに出た。

 準決勝までチームを引っ張った堀川桃香(22)をリザーブに回し、立教大3年の野明を「2走」に起用。スタートした直後、最終周にバランスを崩す場面もあったが、何とか持ちこたえてフィニッシュラインを通過。日本はアメリカに3.5秒差をつけて快勝した。

「準決勝で僅差負けした気持ちを切り替えての銅メダルを誇らしく思います」と高木。4年前の北京大会決勝では実姉・菜那が終盤に転倒して銀メダルに終わった。そのリベンジは果たせなかったものの、自身通算10個目のメダルとなり、夏冬合わせた五輪で女子メダル最多記録を更新。輝かしい金字塔を打ち立てた。

 もっとも「結果を出したことで気を揉むスケート関係者がいる」ことも確か。輝かしい実績に達成感を覚え、20日(日本時間21日)の1500メートル金メダルを花道に--という見方もある。

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