日韓W杯代表・戸田和幸さんは英検準1級、TOEICは835点!「いつ指導者のオファーが来てもいいように…」

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今回のW杯はベスト8まで行けたら大成功

 博多の屋台で知り合った同い年の歯科衛生士と、02年日韓W杯終了直後の7月に入籍。現在、23歳で会社員の長男、大学1年生の長女、高校2年生の次女、トイプードル3匹の5人と3匹家族で都内に暮らす。

「長男は中学までサッカーをやっていましたが、今は会社員をしながら遊びでサッカーをしています。プロになるのは、狭き門。僕がなれたのも“運”だと思っています」

 謙虚な戸田さんだが、日韓W杯では相手を潰しまくり“影のMVP”といわれる活躍をみせた。

「司馬遼太郎の『竜馬が行く』や『燃えよ剣』を20代前半に熱心に読んでいた僕にとっては、日の丸を背負ってW杯に出る、というのは、日本のサッカーの未来にも影響するんだ、ってすごい燃えました。日本初勝利のロシア戦に勝った瞬間が、一番記憶に残っているかな。ラスト15分が長くてキツくて、『早く終われ』って思っていました」

 赤いモヒカン頭も強烈なインパクトを残した。

「事前合宿に入るときに、あの頭にしました。モヒカンはそれ以前もやったことがありましたが、赤に染めたのは初めて。自分に気合いを入れるつもりで、日の丸の赤にしたんです。でも、あの頭だとまともな社会生活が送れないので、W杯が終わった翌日に坊主頭にしました(笑)」

 W杯北中米大会はどうみているのか。

「三苫薫も南野拓実もケガで出場できず、攻撃が手薄になってしまった。決勝までいったら8試合戦うので、チームの中心となるセントラルミッドフィルダーが鎌田大地、佐野海舟、田中碧の3人しかおらず、やや心許なく感じます。ベスト8までいけたら大成功だと思っています」

 さて、どうなるか──。

(取材・文=中野裕子)

▽戸田和幸(とだ・かずゆき) 1977年12月30日神奈川県相模原市出身。小3でサッカーを始め、サッカーの名門・桐蔭学園高校卒業後、清水エスパルス入団。01年から“トルシエジャパン”に招集され、02年日韓W杯では日本初のベスト16に貢献。プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFCやオランダのエールディヴィジのADOデン・ハーグなどでもプレーし、13年引退。

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