W杯スウェーデン戦で先制弾・前田大然 その献身性は“パン屋の奉仕活動”で培った

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 ボールを蹴る場所も自らつないだ。地元関係者の協力で紹介された社会人チームの練習に通い、復帰の保証がない中でも真面目にサッカーと向き合い続けた。

 当時の監督だった吉永一明氏は、日刊ゲンダイの取材にこう振り返っている。

「明らかに立ち居振る舞いや態度が変化したと感じました。大然は諦めずに本当によく戻ってきた。それだけサッカーと真剣に向き合っていたということ」

 最後は仲間たちが前田の復帰を受け入れた。その後、プロ入りした松本山雅で「守備の基礎やハードワークの大切さを徹底的に叩き込まれた」という。

 ゴールがなくても走る。味方のために相手を追う。スウェーデン戦で見せた献身性は、朝5時のパン屋が原点だ。

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