「過去最強」「欧州組23人」のマヤカシ…欧州ビッグクラブ“主力ゼロ”で圧倒的に足りない個の実力

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中堅クラブか2部リーグに所属している選手ばかり

「大会前から『優勝』という言葉が独り歩きしていました。まずはW杯で8強に入るためには何が足りないか、本気で考えないといけない。現在の日本代表のほとんどは欧州組。海外のリーグで揉まれ、日本代表のレベルが上がったのは間違いない。ただ、中堅クラブか2部リーグに所属している選手が多く、欧州5大リーグ(イングランド、スペイン、イタリア、ドイツ、フランス)のビッグクラブで主力を張る選手はまだいません」

 中山氏が続ける。

「FWビニシウス(25=Rマドリード)のドリブルを見ていると、世界のトップクラスとの差を感じました。これからの4年間で、いかに個人の力を上げて、世界のトップクラブの主力をつくれるか。厳しい環境の中で戦う選手の技術が、緊迫した試合の最終盤に難局を打開する力になり、チームとしての底力につながってくる。本気で優勝を狙うブラジルのような強豪国にとって、W杯は決勝Tからが本番。親善試合とは違う本気のブラジルと対戦したことを今後に生かさないといけません」

 NHK-BSの中継で解説を務めたW杯日本人最多4得点の本田圭佑も「チームとしての戦い方、戦術を含めてほぼ完璧だったと思う。敗戦の理由はブラジルがグッと圧をかけてきて、消耗してきて守り切れなかった。原因は“個”にある。押し込まれて決められたところは、個の部分の向上が必要だった」と指摘した。

 チームとして完璧に戦いながら、それでも勝てなかった。「最高の景色」を見るためには、個人のレベルアップが必要不可欠。「海外組」というだけで満足しては先はない。

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