「腰痛の9割は医者なしで治せる!」坂戸孝志著

公開日: 更新日:

 生理学博士であり、東京で「痛みの専門院」の院長を務める著者が開発した“緩消法”を紹介する本書。硬くなっている筋肉を緩め、骨盤の歪みも調整することで腰の痛みを和らげる方法だ。

 まず椅子に腰かけて、膝の皿の上の、太ももの筋肉が始まるあたりから足の付け根に向かって叩いていく。両手のひらの小指側の側面を使い、できる限りの強さで叩くのがポイントだ。

 これは、太ももの筋肉をほぐすためではなく、腰椎の1~4番周辺の筋肉の緊張を和らげるのが目的。

 叩く順番や姿勢を守って行うことで、すぐに腰の軽さを感じることができるという。
 事故により14年間腰痛に苦しめられたという著者の体験から編み出された緩消法。試してみる価値はありそうだ。
(KADOKAWA 781円)

【連載】気になる新刊

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘