「人生はニャンとかなる!」水野敬也、長沼直樹著

公開日: 更新日:

■猫の姿に癒やされる異色の自己啓発写真集

 68枚の猫の写真と人生を幸福に過ごすのに役立つワンフレーズを組み合わせた、ユニークな自己啓発本。68匹の猫が、「スタート」「仕事」「冒険」「リラックス」「習慣」「コミュニケーション」「希望」の7つのカテゴリーに分けられ、好きなところからランダムに読むこともできる。

 本書は犬の写真を使った前著「人生はワンチャンス!」の猫版で、シリーズ累計36万部を突破する大ヒットとなった。著者は、「夢をかなえるゾウ」でも200万部のヒットを飛ばした水野氏と、ACC学生CMコンクールで銀賞を受賞し「人生はワンチャンス!」でも水野氏と組んだ長沼氏のコンビ。説教くさくない癒やしの自己啓発本という異色の分野を開拓した。

 各ページ表面に猫の写真とワンフレーズが、裏面にはそのフレーズに関連したエピソードや偉人の言葉が掲載されていて、すべてのページが切り離せるようになっている。本として読むだけでなく、気に入ったページを切り取って壁に貼る、カードのようにして友人にプレゼントするなどの使い方が推奨されており、一味違った本の楽しみ方を教えてくれる。

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン