『「しがみつかない」人ほどうまくいく』西多昌規著

公開日: 更新日:

「何かにしがみつく生き方は幸福を招かない」。こう言われて思い浮かぶのは金や地位だが、実はもっとも自分を追いつめて不幸にするのが、「他人からよく思われたい」「できないと思われたくない」という高すぎる目標だと本書。

 理想の自分にしがみつく生き方は精神を追いつめ、結果的に不幸しか招かないと精神科医の著者は警告する。日本は伝統的に“減点主義”で、まずミスの指摘が優先される。そのために完全主義の人が多いのだが、精神医学の世界では抑うつを引き起こす考え方の筆頭に、完全主義が挙げられている。

 完全主義にしがみつくのをやめ、「例外や失敗もある」「価値観はさまざまある」と考え、「不完全許容主義」にシフトしてみてはいかがだろう。
(PHP研究所 1400円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「左膝の半月板が割れ…」横綱・豊昇龍にまさかのアクシデントで稽古中止

  2. 2

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  3. 3

    「ラブホ密会」問題も何のその!小川晶前市長の超“人たらし”戦略 12日投開票の前橋市長選情勢

  4. 4

    アストロズ今井達也の西武への譲渡金ついに判明! NPB広報室から驚きの回答が

  5. 5

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  1. 6

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 7

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 8

    ロッテ前監督・吉井理人氏が大谷翔平を語る「アレを直せば、もっと良く、170kmくらい投げられる」

  4. 9

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  5. 10

    オリックスへのトレードは中日が年俸の半分を肩代わりしてくれて実現した