• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

『子は親を救うために「心の病」になる』高橋和巳著

 長年にわたって心を病む子どもを診察してきた精神科医の著者は、問題を抱える子どもの親は、親自身が心に問題を抱えているケースが多く、子どもの病によって親こそが救われると説いている。

 両親の仲が悪く母親が苦労している家庭の場合、子どもは常に母親の心配をし、我慢ばかりの生き方を引き継ぐ。そして、思春期に入ると子どもは新しい世界へ進みたい気持ちと、母親のために我慢すべきだという気持ちがぶつかり合い、自分を責め、親を恨み、心を病んで引きこもりや拒食症に陥る。

 しかしこの危機こそが、親が自分の人生と心の矛盾を解決する時だと本書。さまざまな親子のケースを挙げながら、親が子に救われ、子どもが立ち直るプロセスを明らかにしていく。
(筑摩書房 780円)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    太った? 元AKB小嶋陽菜のムッチリ体型にファン容赦なし

  2. 2

    ZOZO社長とW杯決勝観戦 剛力彩芽“はじけっぷり”に心配の声

  3. 3

    静香次女コウキ ファッション業界で囁かれる“本当の実力”

  4. 4

    ロバート秋山はCM8社で第3位 起用理由をスポンサーに直撃

  5. 5

    元立教大生に聞いた 「奨学金破産」で人生転落するまで

  6. 6

    小泉&小沢の“異色タッグ”は政界再編の起爆剤になるのか

  7. 7

    朝鮮半島のパワーゲームで日本は…共同通信・磐村氏に聞く

  8. 8

    可愛い“宝物”は24歳に…「孫」がヒットの大泉逸郎さんは今

  9. 9

    小倉智昭、ジャニ勢は…ワイドショー改編で首筋寒いMCたち

  10. 10

    映像は地味だが…「ポツンと一軒家」高視聴率で健闘のワケ

もっと見る