「やさしく極める焼肉 虎の巻」松岡大悟著
某焼き肉店で店主と世間話をしていたら、「お客さんが、皆さん、食べ方というか焼き方がヘタで、見ていて、やきもきというかイライラしてしまう」と意外なことを言われた。
そういえば、「自分たちはなにも考えずにただ焼いていただけかも」と気付き、“うまい焼き肉”を極めることに。
焼き肉を極上の味に引き上げる基本のキは「強火の遠火」。表面を強火で炙ることで、焼けた部分が防波堤の役目を果たし、うま味を封じ込める。「遠火」にするのは、火加減のムラをなくすためだ。
そのほか、「ホルモンは表面を下にして焼くのが不動のルール」「とりあえずキムチのオーダーは最悪」など極意23技を大公開。(扶桑社 580円+税)