著者のコラム一覧
一雫ライオン作家

1973年、東京都出身。明治大学政治経済学部2部中退。俳優としての活動を経て、演劇ユニット「東京深夜舞台」を結成後、脚本家に。数多くの作品の脚本を担当後、2017年に「ダー・天使」で小説家デビュー。21年に刊行した「二人の嘘」が話題となりベストセラーに。著書に「スノーマン」「流氷の果て」などがある。

(16)堂前汐音──気に食わない男だ

公開日: 更新日:
イラスト・宮坂猛

 改めて堂前汐音、庄子敬之、一之瀬林檎で名刺を交換する。三人が担当する「鑑取り」とは、事件の被害者、並びに被疑者の人間関係を洗う捜査だ。まさに事件解決の重要な肝となる。林檎は、

「まず矢島紗矢が昨年週刊誌に写真を撮られた──永山渉を洗いたい」と言うと、堂前は、

「同感… 

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