「定中役捕物帖金と銀」誉田龍一著

公開日: 更新日:

 花形の定町廻りから、定中役に格下げされた南町奉行所同心の金吾は、将軍御成の警備のため高積見廻り役の手伝いを命じられる。市中を見回り中、金吾は雨上がりのぬかるんだ道で車輪が深く沈み込む荷車に気づく。車引きの会話から、彼らは数日同じ道を行き来するようだ。抜け荷による入り鉄砲を心配した金吾が翌日、荷車の行方を追うと、ある問屋場に運び込まれた。元盗人のお恵を問屋場に忍び込ませて確認すると、運ばれたのは御金改役の後藤の署名と花押がある包み金だった。金吾と同役の銀十郎は、幕府に納められる小判が、金座から横流しされているのではと疑う。

 窓際同心の金吾と相棒・銀十郎が活躍する痛快時代長編。

(徳間書店 630円+税)




日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    竹内結子さん急死に深まる“動機”のナゾ…前日は家族団らん

  2. 2

    立憲安住淳氏 国民目線でなければ政権から引きずり降ろす

  3. 3

    山崎育三郎「エール」に出待ちファン なっちとの私生活は

  4. 4

    芦名星さん、三浦春馬さん…俳優を追い込む韓国との類似点

  5. 5

    竹内結子さん突然の訃報で「産後うつだったのか?」の声

  6. 6

    ザ・グレート・カブキさん 怪奇派レスラーは居酒屋を経営

  7. 7

    ボディコン姿で人気 元女子プロレスラー穂積詩子さんは今

  8. 8

    芦田愛菜の八面六臂の活躍で実感…子役の果ては女高男低

  9. 9

    組閣から10日 身体検査できず新大臣3人にスキャンダル噴出

  10. 10

    志村けんさん25話ぶり登場 山田耕筰と山根銀二の戦犯論争

もっと見る

人気キーワード