「友罪」薬丸岳著

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 27歳の益田は、人生をやり直すため埼玉の町工場に就職。同じ日に入社して寮でも隣室になった鈴木は人を寄せ付けず、寮の先輩らにも馴染もうとしない。そんな彼を放っておけず声をかける益田に、鈴木は次第に心を開いてくる。同じころ、矯正局の職員・弥生のもとに鈴木から連絡が入る。14年前、少年2人が惨殺された「黒蛇神事件」が発生。弥生は、医療少年院で当時、14歳だった犯人の母親代わりを務めてきた。鈴木という名を与えられ社会復帰した少年は、特別チームによって観察されていたが、半年前に行方がわからなくなっていたのだ。

 親しくなった人が重大事件の犯人だったと知った人々の苦悩を描く長編小説。

(集英社 830円+税)




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