「飛行機はどこを飛ぶ?航空路・空港の不思議と謎」秋本俊二監修

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 空には道路も標識もないが、飛行機は自由に飛べるわけではなく、人の目には見えない「航空路」を飛んでいる。航空路は、ルートだけでなく飛ぶ高さや他の飛行機との間隔など、国際的な決まりがある。そんな航空路や空港にまつわる知られざる不思議や謎を解説した空のウンチク本。

 一口に航空路といっても、出発地と目的地が同じでも飛行ルートは毎日変わるのだとか。当日の気象予報や航空路上の風の流れなどを考慮して、もっとも効率がよく飛行時間が短いルートが選ばれるのだ。飛行機はなぜ高度1万メートルを飛ぶのか、最低でも3年間、予定地の風向きを調査してから建設されるという空港と風の関係など、70以上のトピックスを取り上げる。(実業之日本社 800円+税)


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