「飛行機はどこを飛ぶ?航空路・空港の不思議と謎」秋本俊二監修

公開日: 更新日:

 空には道路も標識もないが、飛行機は自由に飛べるわけではなく、人の目には見えない「航空路」を飛んでいる。航空路は、ルートだけでなく飛ぶ高さや他の飛行機との間隔など、国際的な決まりがある。そんな航空路や空港にまつわる知られざる不思議や謎を解説した空のウンチク本。

 一口に航空路といっても、出発地と目的地が同じでも飛行ルートは毎日変わるのだとか。当日の気象予報や航空路上の風の流れなどを考慮して、もっとも効率がよく飛行時間が短いルートが選ばれるのだ。飛行機はなぜ高度1万メートルを飛ぶのか、最低でも3年間、予定地の風向きを調査してから建設されるという空港と風の関係など、70以上のトピックスを取り上げる。(実業之日本社 800円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性