「やってはいけないウォーキング」青栁幸利著

公開日: 更新日:

 健康維持に役立つはずのウオーキング。しかし、誤った認識で行うと逆に不健康になると本書は警告する。

 まず、改善したいのが“1日1万歩以上”という歩数の目標だ。トップアスリートは風邪をひきやすいというデータがあり、これはハードなトレーニングによる疲労で免疫力が低下しやすいためだという。ウオーキングも同じで、無理をして歩きすぎると疲労が蓄積され、免疫力が低下し、さまざまな疾患のリスクが高まる恐れがある。

 朝にウオーキングするのもNG。就寝中の発汗で血液がドロドロのため、急に運動すると脳卒中などを起こす恐れがある。たとえ起きてすぐに水を飲んでも、これが小腸に届き全身を潤すまでには時間がかかる。起床後1時間以内のウオーキングは厳禁と心得よう。(SBクリエイティブ800円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動