「追憶の夜想曲(ノクターン)」中山七里著

公開日: 更新日:

 少年時代に殺人を犯した御子柴は、罪を償った後に名前を変えて弁護士になった過去を持つ。ある日、御子柴は知人の弁護士から、ある刑事事件の弁護人の座を強引に奪い取る。事件は主婦の亜季子が夫を殺害したというもので、亜季子は1審の判決を不服として控訴していた。

 東京地検の次席検事・岬は、金でしか動かない御子柴が弁護を引き受けたと知り疑問を抱く。亜季子や身内にそれほどの資産があるとは思えないからだ。かつて御子柴に煮え湯を飲まされた岬は、自ら控訴審の担当を引き受ける。一方、亜季子と面会した御子柴は、彼女が何かを隠しているのではないかと感じる。

 悪辣弁護士と切れ者検事の法廷での息詰まる応酬を描く長編ミステリー。(講談社 730円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍J大谷翔平が完全非公開&厳戒態勢の神宮球場でライブBP! 背景にドジャース側からの情報統制か

  2. 2

    高市首相が石川県知事選の敗北にブチ切れ! NHK調査でも内閣支持率が下落…人気低下の兆しに隠せぬ「焦り」

  3. 3

    5199万円で競売にかけられる神戸山口組、井上組長の自宅

  4. 4

    「リブート」で“覚醒”した永瀬廉が主演映画にかける切実事情 キンプリは“分裂3年”で「Number_i」と大きな差

  5. 5

    前園真聖が番組収録中の大ケガで手術…地方路線廃止と出演者高齢化で迎える「バス旅」の転換期

  1. 6

    3.11から15年 高市首相の大暴言「原発事故での死亡者はいない」を風化させるな!追悼式も「行けたら行くわ」福島軽視の冷酷

  2. 7

    「キンプリ」ついに解散状態へ! 永瀬廉の「個人FC」設立と「キントレ」終了の因果関係

  3. 8

    そもそもWBCってどんな大会?日本がMLBの“金ヅル”から脱却できない意外な事情

  4. 9

    国会で、SNSで…「高市早苗の嘘八百」はこんなにある!女性初首相は“真っ黒け”なのに手ぬるい野党の追及

  5. 10

    侍J野手に「8秒」の重圧 1次R3試合無安打の近藤健介を直撃すると…