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「5人のジュンコ」真梨幸子著

 2014年2月、淳子は中学時代の同級生・純子が殺人容疑で逮捕されたことを知る。報道によると、純子と接点があった男性が5人も不審死しているという。二十数年前、嘘つきで、自我が強い純子に翻弄され、学校生活を台無しにされた淳子の脳裏に当時の苦い思い出が蘇る。

 数日後、高名なノンフィクション作家のアシスタントと名乗る女が、淳子が純子の親友だったと聞きつけ取材に来た。彼女の名前も絢子だった。淳子は取材を受けたカフェに同僚のヤスカワが居合わせていたと知り絶望する。きっと明日には職場内に根も葉もない噂が広まっていることだろうと。

 純子と同名だったがゆえに運命を狂わされた女たちを描く長編小説。(徳間書店 660円+税)


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