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「花舞う里」古内一絵著

 中学2年生の杉本潤は、母と2人で奥三河にある母の実家に戻ってきた。転入した中学は生徒が10人の小さな学校だ。下校の際に潤は過呼吸の発作を起こすが、通りかかった少女が潤を胸に抱え込み、「鬼様が護ってくれるから、大丈夫」と不思議なことをつぶやいた。やがて潤は、旧暦11月に行われる花祭りで榊鬼が祈祷を行うことを知る。

 そして、ビデオで祭りに奉納される少年の舞を見たとき、鬼様とはこのことだったのかと、潤はぞくりとするものを感じるが、神楽の舞に参加することを断る。それはあるトラウマのためだった。

 心に深い傷を負った少年が伝統神楽に関わることで立ち直っていく物語。(講談社 1500円+税)

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