「幕末三百藩 古写真で見る最後の姫君たち」 「歴史読本」編集部編

公開日: 更新日:

 幕末から明治にかけての動乱を生き抜いた各藩の姫君たちのドラマを紹介するフォト歴史読み物。

 会津藩9代藩主・松平容保の義姉で、戊辰戦争の折、会津鶴ケ城に籠城した婦人たちをまとめ、炊事、洗濯、けが人の治療と看護の指揮を執った照姫、仙台藩最後の藩主・伊達慶邦の妹で、亘理伊達家に嫁ぎ、仙台藩解体後に一族とともに新天地を求め北海道開拓に尽力した伊達保子、幕末の四賢公のひとりで福井藩16代藩主・松平春嶽の側室・婦志、そして最後の将軍・徳川慶喜が側室との間にもうけた8人の娘たちのその後まで。希少な写真で彼女たちの肖像を伝えるとともに、その出自や人生を解説する。(KADOKAWA 900円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 4

    大山悠輔に続き石川柊太にも逃げられ…巨人がFA市場で嫌われる「まさかの理由」をFA当事者が明かす

  5. 5

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  3. 8

    どうなる?「トリガー条項」…ガソリン補助金で6兆円も投じながら5000億円の税収減に難色の意味不明

  4. 9

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  5. 10

    タイでマッサージ施術後の死亡者が相次ぐ…日本の整体やカイロプラクティック、リラクゼーションは大丈夫か?