「世界天才紀行」エリック・ワイナー著、関根光宏訳

公開日: 更新日:

 天才を生み出すのは遺伝子か、努力か。そうではなく、天才の出現は「場所と時間(時代)に影響される」と考えた著者が、天才たちの生まれた町を旅するリポート。

 まずは紀元前400年ごろ、ソクラテスやプラトン、アリストテレスら多くの天才を生んだ古代アテナイ、現在のアテネへと向かう。丘と岩場ばかりの土地に都市国家が誕生し、多くの哲学者を輩出したのはなぜか。その名もアリストテレスという名のガイドの案内で町を歩きながら考える。

 アテネ、杭州からフィレンツェ、シリコンバレーなど7都市を巡り、地元の人々と交流を深めながら、天才たちが集中的に現れた土地と時代に何が隠されていたのかを探る。(早川書房 2600円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    東大出身の小林政調会長は日本史を学ぶべき「2600年以上続く男系継承」は歴史なのか神話なのか…皇室典範改正で浮かんだ疑問

  2. 2

    松尾雄治さん(1)ゴルフ場で意識を失う…「気が付いたら病院のベッドでした」

  3. 3

    国民も気づき始めた皇室典範改正のおかしさ 「愛子天皇」潰しに抗議する市民デモが国会を取り囲む?

  4. 4

    麻生太郎が「皇室典範」改正を急ぐ理由は…“日本会議の30年の集い”に間に合わせたいから

  5. 5

    今も続く「皇室典範」は出来の悪い法律…男の側に不妊の原因を求める発想がなかった時代の産物だ

  1. 6

    不振続く和久田麻由子「news LOG」 M!LK曽野舜太の出演は「毒まんじゅう」か「良薬」か

  2. 7

    高市首相は今の天皇や上皇が嫌で嫌でならない 保守派のホンネは天皇制「崇拝」ではなく「衰退」

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    麻生副総裁への飛び火を防ぐため? 福岡県議会の議長ポスト金銭授受疑惑に自民党本部の後手

  5. 10

    新垣結衣は芸能界から引退するのか? 相次ぐCM降板と夫・星野源の紅白連続出場ストップの余波