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「運命の絵」中野京子著

 運命的瞬間、歴史的転換点、夢や宣託が告げる未来などが描かれた作品、さらには作品自体が画家ばかりか世界観をも変えたドラマチックな作品を紹介し、絵画鑑賞の面白さを説く本。

 ルノワールが37歳のときに制作した「シャルパンティエ夫人と子どもたち」は、ルノワールが世に出るきっかけになった作品。この絵の制作を依頼したのは美術収集家のシャルパンティエ氏で、ゾラやモーパッサンなどの小説の版元で知られる出版社を経営していたが、1880年代に入った途端、急激に経営が悪化し、1895年に別会社と合併し消えていった。この絵はまさに最盛期の一家の姿を描いた運命的瞬間をとらえた作品だった。

 ジェローム「差し下ろされた親指」、ムンク「叫び」ほか23点の絵画の運命を読み解く。掲載絵画はすべてカラー。(文藝春秋 1780円+税)

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