「マンションは日本人を幸せにするか」榊淳司著

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 日本人がマンションに住むようになって約60年。現在、分譲と賃貸を合わせ約1900万~2000万戸のマンションが存在し、日本人の住まいや、暮らし方に大きな影響を与えてきた。本書は、日本に根付いたこのマンションという住形態の正と負に目を向けながら、日本人とマンションの関係を考察、そのあり方を探るリポート。

 区分所有など、日本人に変化をもたらしたマンション特有の概念やシステムを解説。強制加入組織である管理組合の運営や、売り主企業や仲介業者の利益を守り、ユーザーがカモになることを許容している市場の商習慣や関連法規など。マンションに暮らすというリスクを徹底的に検証しながら、新たなマンション暮らしのスタイルを提示する。(集英社 760円+税)

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