「宝くじで1億円当たった人の末路」鈴木信行著
宝くじで1億円当たると、隠そうとしてもついつい生活が派手になる。ふだん2000円の寿司を食べていた人が「自分へのご褒美」として1万円の寿司を食べても、おいしいものを食べたときに分泌される脳内麻薬が5倍になるわけではない。「あれ、おかしいな」と浪費はどんどんエスカレートしていく。
米国のプロバスケットボールNBAを引退した選手の6割は5年以内に破産しているという。もし、1億円当てたら、弁護士らに相談して親族内トラブルを回避し、今の生活を変えずに、ファイナンシャルプランナーと資金プランを立てるべし。他に「自分を探し続けた人の末路」など23の末路を紹介。(日経BP社 1400円+税)