「子供に迷惑をかけないお葬式の教科書」赤城啓昭著

公開日: 更新日:

 大手葬儀会社で働きながら、ブログで情報を発信し続ける著者によるお葬式ハンドブック。

 20年前、喪主として父親の葬式を出した著者は、葬式の難しさを痛感したという。その原因は時間がない、情報がない、その上に大切な人を亡くした精神的なストレスの中、葬儀の準備を進めなければならないからだという。それを踏まえた上で、まずは葬式の正しい流れを解説。世間に200万円近くすると流布されている葬儀の平均費用のウソを暴き、正しい費用を知る方法や、誰もが知りたい良い葬儀屋の選び方などを具体的に手ほどき。さらに近年、急増する「直葬」や「一日葬」、「家族葬」の実際も紹介。いざというときに慌てないための予習に最適。(扶桑社 800円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした