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本城雅人作家

1965年、神奈川県生まれ。明治学院大学卒。スポーツ新聞の記者を経て09年「ノーバディノウズ」(第1回サムライジャパン野球文学賞)でデビュー。17年「ミッドナイト・ジャーナル」で第38回吉川英治文学新人賞を受賞。著書に「紙の城」「監督の問題」など多数。

連載<6> 弟・翼は翔馬の前ではおとなしい

公開日: 更新日:

 しかし翔馬が一歳頃の父の写真は別人のようだった。父親としての自覚が出てきたのか、それともバイトから社員になったからか、きちんと整髪し、スーツを着て、母より年上に見えなくもない精悍な顔をしていた。今は三十歳くらいでも学生気分が抜けないチャラチャラした社員がたくさんいるが、写真の父… 

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【連載】連載小説「蹉跌」 本城雅人

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