• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「地検のS」伊兼源太郎著

「置き土産」「暗闘法廷」「血」など5作からなる連作短編。主人公は通称「S」と呼ばれる伊勢雅行。40代半ばにして真っ白な髪の毛からして白い主↓シロヌシ↓Sと記者連中から呼ばれ、総務課長のS、スパイのSとも掛けてそう呼ばれているのだ。

 舞台は政令指定都市・湊川市の地検。新聞記者の沢村は無罪判決を他社に抜かれ、左遷の危機に陥っていた。そのとき彼は伊勢がある小さな事件の法廷を扉の小窓からのぞき込んでいるのを見かける。

 勘を働かせた沢村は旧知の元刑事を通じて、事件に迫る。法律は道具、それを使って、窮地の人間を助けてはいけないのか、という元刑事の言葉が重い。

 (講談社 1600円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “元彼”と同時引退? 幻に消えた安室奈美恵の「再婚」報道

  2. 2

    狙われる関ジャニ∞…錦戸&大倉“ベッド写真”流出の裏事情

  3. 3

    崩れた圧勝皮算用 安倍3選という「終わりの始まり」<上>

  4. 4

    内部留保が過去最高446兆円 貯め込んでいる大企業はココだ

  5. 5

    台湾4割スラッガー王柏融めぐり 巨人vs阪神で争奪戦勃発

  6. 6

    虎最下位で金本続投白紙…後任に掛布・岡田という“断末魔”

  7. 7

    今季でクビの選手が続出? 阪神“不良債権”11億円の中身

  8. 8

    追悼・樹木希林さん 貫いた“奇妙な夫婦愛”と“ドケチ伝説”

  9. 9

    日本が「国後・択捉」領有権を主張できる根拠は存在しない

  10. 10

    大坂に体作りとコートへの集中力を促したコーチの手練手管

もっと見る