• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「奥羽関ヶ原」松永弘高著

 慶長5(1600)年、陸奥・岩出山城主、伊達政宗は家康の命を受け、国元に向けて出立した。隣国を領する上杉景勝を討つためである。

 家康は秀吉の死後、おのれに歯向かう大名を屈服させていたが、家康の度重なる上洛の求めを無視し続けている上杉に揺さぶりをかけようとしたのだ。

 一方、陸奥・浅香城にいる上杉の家臣、直江兼続の元には石田三成の使者が駆けこんできた。家康討伐の兵を挙げると書かれた書状を見て、兼続は、今こそ謙信から引き継いだ越後を取り戻す好機だと進言し、景勝を奮い立たせる。

 関ケ原合戦の頃、奥羽でも天下を揺るがす合戦が始まろうとしていた。奥羽の武将の視点で描く長編歴史小説。

(朝日新聞出版 1500円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事