「ぐるぐる♡博物館」三浦しをん著

公開日: 更新日:

 茅野市の「尖石縄文考古館」から大阪市天王寺区の「ボタンの博物館」まで全10館を巡った好奇心とユーモア満載のルポエッセー。

 たとえば、「熱海秘宝館」。そこは明るいエロスに満ちた殿堂で、展示された無数の男性器・女性器を見た著者は、「性的な事柄とは、隠そうとするから隠微なエロスを生じせしめるのである。秘宝館は、その対極と言っていい存在だ」と納得。

 その後、おみくじを引いたら、「ストレスが解消される小穴(小吉)じゃ」ときて、「幸運の場所は旅館・ホテル」。お勧めの体位は「こたつ隠れ」と書いてあり、「親切かつ具体的な託宣、ありがたし」と喜ぶ。

 目白押しの展示品に気力・体力が奪われ、見学後は休憩を取ったという。(実業之日本社 1600円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐野勇斗は書道六段で英語も堪能 愛知県立岡崎西高校から明治学院大英文学科へ

  2. 2

    「Aぇ!group」草間リチャード敬太は事件から“ほぼ復活” 大阪学院大で学んだ苦労人の前途

  3. 3

    「おい、オマエ、挨拶に来てねえよな!」納会の二次会でラーメンをすする牧田明久にお灸を据えた

  4. 4

    これが日本の「中流」サラリーマン転落の軌跡 年金の「繰り上げ受給」を選ぶのは、お金と仕事がない人

  5. 5

    あのちゃん騒動の“最大の誤算”とは…番組終了より深刻な“サイレントサポーター”の離反

  1. 6

    ミスチル、銀杏BOYZ、T-BOLANの直前ライブ中止〈はやく判断できないのか〉アーティストの決断が遅れる背景とジレンマ

  2. 7

    嵐の大野智と相葉雅紀、二宮和也が通信制高校で学んだそれぞれの事情

  3. 8

    「佐々木朗希を殺す気なのか」 ロッテが頭を抱えた泥沼交渉劇の舞台裏

  4. 9

    案の定ナフサは不足…それでも楽観論ふりまく赤沢経産相がついに「報道介入」の異常事態

  5. 10

    嵐が去った後に340万人のファンが向かう先…Snow Man、M!LKに次いで有力“不祥事グループ”「ACEes」に募る不安