「元号って何だ?」藤井青銅著

公開日: 更新日:

 新元号「令和」がスタートしたが、これまで日本にあった元号の数は247で、その第1号は645年の「大化」である。元号は基本的に漢字2文字だが、4文字元号も5つだけあり、使われた漢字の総数は504。ところがそこに使われた漢字はわずか72種類しかないという。

 ちなみに令和の「和」は19回で6位。5位「応」(20回)、4位「治」(21回)、2位は同数で「天」「元」(各27回)、1位は「永」(29回)。時代別に見ると、平安時代は「永」「長」が多く、江戸時代には「寛」が多いという。

 さまざまなランキングを用いながら元号を解説するほか、元号由来のネーミングや全国の元号ゆかりの地まで、元号に関する素朴な疑問に答える入門書。

 (小学館 800円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然