「定年前後『これだけ』やればいい」郡山史郎著

公開日: 更新日:

 84歳の現役ビジネスマンが、迫りくる人生100年時代を生き抜くノウハウを伝える指南書。

 60歳定年なら残りは40年。定年後はもはや「余生」や「老後」ではなく、れっきとしたもうひとつの人生である。定年とはもうひとつの人生の始まりであり、少なくとも40代後半には、その準備を始めておいた方がよいと説く。そして老化防止のためにも定年後も仕事を続けるべきであり、再雇用を選ぶのではなく、「人生の後半生は好きな生き方をする」との強い意志を持って再就職することを勧める。

 しかし、現実にはシニア世代の求人は少なく理想的な再就職は難しい。これまでサポートしてきたシニア世代の再就職の成功例を紹介しながら、後半生を豊かに生きるための再就職の方法を伝授する。

 (青春出版社 950円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  4. 4

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  5. 5

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  1. 6

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 7

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  3. 8

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  4. 9

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ

  5. 10

    官邸幹部「核保有」発言不問の不気味な“魂胆” 高市政権の姑息な軍国化は年明けに暴走する