「定年前後『これだけ』やればいい」郡山史郎著

公開日: 更新日:

 84歳の現役ビジネスマンが、迫りくる人生100年時代を生き抜くノウハウを伝える指南書。

 60歳定年なら残りは40年。定年後はもはや「余生」や「老後」ではなく、れっきとしたもうひとつの人生である。定年とはもうひとつの人生の始まりであり、少なくとも40代後半には、その準備を始めておいた方がよいと説く。そして老化防止のためにも定年後も仕事を続けるべきであり、再雇用を選ぶのではなく、「人生の後半生は好きな生き方をする」との強い意志を持って再就職することを勧める。

 しかし、現実にはシニア世代の求人は少なく理想的な再就職は難しい。これまでサポートしてきたシニア世代の再就職の成功例を紹介しながら、後半生を豊かに生きるための再就職の方法を伝授する。

 (青春出版社 950円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?