「大阪が日本を救う」石川智久著

公開日: 更新日:

 2025年開催の大阪・関西万博は、五輪よりもはるかに多い約2800万人の来場が見込まれ、その経済効果は建設を除いても約1・5兆円。大阪が有力視されるIRも万博と同時期の開業を目指し、こちらも1兆円近い投資が見込まれている。大阪・関西は、長らく低下傾向にあり、厳しい時代が続いていたが、万博やその他の再開発計画が目白押しの今、新しい時代に突入しようとしているという。

 そんな大阪・関西の現状と、同地域が秘めるポテンシャル、そしてそれが日本に与えるインパクトを解説するビジネステキスト。

 大阪の持つ多くの魅力や、西成地区で進む地道な改革、「グレーターミナミ」と名付けた府南部の整備計画、最先端の医療分野など、変わりゆく大阪・関西の今を伝える。

(日経BPマーケティング 850円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  2. 2

    横綱・大の里まさかの千秋楽負傷休場に角界から非難の嵐…八角理事長は「遺憾」、舞の海氏も「私なら出場」

  3. 3

    2026年大学入試はどうなる? 注目は公立の長野大と福井県立大、私立は立教大学環境学部

  4. 4

    東山紀之「芸能界復帰」へカウントダウン着々…近影ショットを布石に、スマイル社社長業務の終了発表か

  5. 5

    「総理に失礼だ!」と小池都知事が大炎上…高市首相“45度お辞儀”に“5度の会釈”で対応したワケ

  1. 6

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  2. 7

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  3. 8

    義ノ富士が速攻相撲で横綱・大の里から金星! 学生相撲時代のライバルに送った痛烈メッセージ

  4. 9

    同じマンションで生活を…海老蔵&米倉涼子に復縁の可能性

  5. 10

    独立に成功した「新しい地図」3人を待つ課題…“事務所を出ない”理由を明かした木村拓哉の選択