「クメールの瞳」斉藤詠一著

公開日: 更新日:

 平山北斗が海岸でアジサシを撮影していたとき、恩師の樫野教授から電話がかかってきた。訳があって、いったん平山に預けたいものがあるという。

 ところが、樫野教授は野外調査中に事故で死亡する。通夜の席で、久しぶりに樫野の娘・夕子に会った平山は、樫野からの電話のことを話すべきか迷った。秘密にしておきたいような口ぶりだったからだ。遺書はなかったという。

 樫野の研究室の片付けを手伝っていたとき、小さな骸骨の人形と、6491と記した付箋が入っている缶を見つけた。その人形は150年前にフランス人探検家が持っていたものだった。

 1866年、フランス領コーチシナで発見された秘宝を巡る、壮大なミステリー。

(講談社 1760円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「左膝の半月板が割れ…」横綱・豊昇龍にまさかのアクシデントで稽古中止

  2. 2

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  3. 3

    「ラブホ密会」問題も何のその!小川晶前市長の超“人たらし”戦略 12日投開票の前橋市長選情勢

  4. 4

    アストロズ今井達也の西武への譲渡金ついに判明! NPB広報室から驚きの回答が

  5. 5

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  1. 6

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 7

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 8

    ロッテ前監督・吉井理人氏が大谷翔平を語る「アレを直せば、もっと良く、170kmくらい投げられる」

  4. 9

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  5. 10

    オリックスへのトレードは中日が年俸の半分を肩代わりしてくれて実現した