「北朝鮮とイラン」福原裕二、吉村慎太郎著

公開日: 更新日:

 2001年の米国同時多発テロを受け、テロの根絶を掲げた当時のブッシュ大統領は北朝鮮・イラン・イラクを同盟国を脅かし、米国を脅迫する「悪の枢軸」と位置付けた。そして、実際に「言いがかり」をつけてイラク政権を崩壊に導いた。この事実が北朝鮮のそれまでの核兵器開発の「疑惑」を利用しようとする姿勢から、核抑止力確保を追求する政策への転換を促してしまった。

 本書は、米国によって悪の枢軸と指弾され、世界の安全保障を脅かし続ける北朝鮮とイランをそれぞれの専門家が分析した国際政治テキスト。

 独特の政治社会システムのもとで国家運営される両国の歴史をそれぞれ振り返りながら、レッテルやイメージ先行の理解とは異なる視点で、その正体に迫る。

(集英社 946円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子×テレ東イケメンアナ“お泊り愛”の行方…女子プロは「体に変化が出る」とも

  2. 2

    『SHOGUN 将軍』シーズン2撮影中の榎木孝明さん「世界的な時代劇映画のプロデュースに関わりたい」

  3. 3

    ヘタクソ女子プロはすぐバレる!ツアー史上最短「98ヤード」の15番のカラクリ

  4. 4

    サバンナ高橋茂雄いじめ謝罪のウラ… 光る相方・八木真澄の“ホワイトナイト”ぶり 関西では人柄が高評価

  5. 5

    《タニマチの同伴女性の太ももを触ったバカ》を2発殴打…元横綱照ノ富士に大甘処分のウラ側

  1. 6

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  2. 7

    SixTONESが日テレ「24時間テレビ」出演発表で次に“熱愛”が撮られるメンバーとファンが喜べない事情

  3. 8

    犯人探しはまだまだ続く? 中山功太案件“解決”で強まる「パンサー尾形の件は誰なの?」の疑問

  4. 9

    小結高安を怒らせた? 横綱豊昇龍が初日黒星でいきなりアクシデント→休場の自業自得

  5. 10

    消えないナフサ供給不安、現場にはモノ届かず…高市首相4.16明言「目詰まり解消」はやはり大ウソだった