「韓国の大統領はなぜ逮捕されるのか」 西岡力著

公開日: 更新日:

 韓国の大統領選挙で尹錫悦(ユン・ソクヨル)が当選し、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が検察の捜査を受けた。全斗煥(チョン・ドゥファン)、盧泰愚(ノ・テウ)、李明博(イ・ミョンバク)、朴槿恵(パク・クネ)も退任後に逮捕されている。朴槿恵は北朝鮮や従北勢力に対して厳しく、極左政党のリーダーを逮捕させた。

 それに対し、当時、検察幹部だった尹錫悦は、著者からみれば「でっちあげ」のスキャンダルで朴槿恵の弾劾を指揮した。韓国政治の座標軸が左寄りとなり、「中道」の政治家が「保守」といわれている。大統領選でもし李在明(イ・ジェミョン)が尹に勝っていたら、韓国軍の指揮権を持つ米韓統合司令部の解体という事態になり、米陸軍の韓国撤退につながりかねない。

 歴代韓国大統領の死闘を描く。

(草思社 1980円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    森保J次戦のスウェーデンを徹底予想! 相手FW陣迎える3バックは誰が? なでしこ初代監督が挙げるキーマン

  2. 2

    高市首相の「反社会性パーソナリティー」を精神科医が懸念…海外メディアもG7での“虚勢”をさらし上げ

  3. 3

    長尾謙杜は熱愛報道に謝罪も「問題児」扱いで“STARTO社出世レース”からドロップアウト

  4. 4

    “因縁”のネトフリが中継…大谷翔平が球宴ホームランダービー出場を躊躇する本当の理由

  5. 5

    三吉彩花が雰囲気激変! 背中の大胆な「一輪の花のタトゥー」披露の波紋と韓国進出

  1. 6

    ホラン千秋は都立国際高校→青学大英米文学科と順調に進学も、女優の夢に破れてキャスターで開花

  2. 7

    佐々木麟太郎をMLBドラフト大改革が直撃…スタンフォード大残留なら契約金大幅減も

  3. 8

    ロッキーズ菅野智之にトレード浮上! Dバックス、パドレス入りで打倒ドジャースの急先鋒になるか

  4. 9

    古賀千景議員の「自衛隊」発言はそんなに的ハズレか? 得したのは“怒ってみせた”進次郎防衛相だけ

  5. 10

    日本代表のW杯快進撃のウラにFW堂安律の大変身!「オレがオレが」を変えた森保監督の一喝