「韓国の大統領はなぜ逮捕されるのか」 西岡力著

公開日: 更新日:

 韓国の大統領選挙で尹錫悦(ユン・ソクヨル)が当選し、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が検察の捜査を受けた。全斗煥(チョン・ドゥファン)、盧泰愚(ノ・テウ)、李明博(イ・ミョンバク)、朴槿恵(パク・クネ)も退任後に逮捕されている。朴槿恵は北朝鮮や従北勢力に対して厳しく、極左政党のリーダーを逮捕させた。

 それに対し、当時、検察幹部だった尹錫悦は、著者からみれば「でっちあげ」のスキャンダルで朴槿恵の弾劾を指揮した。韓国政治の座標軸が左寄りとなり、「中道」の政治家が「保守」といわれている。大統領選でもし李在明(イ・ジェミョン)が尹に勝っていたら、韓国軍の指揮権を持つ米韓統合司令部の解体という事態になり、米陸軍の韓国撤退につながりかねない。

 歴代韓国大統領の死闘を描く。

(草思社 1980円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    和久田麻由子の日テレ新番組は厳しい船出…《NHKだったから良かっただけのアナ》とガッカリの声

  2. 2

    国会前デモ「ごっこ遊び」揶揄で炎上の高市チルドレン門寛子議員 被害者ヅラで取材依頼書さらし“火に油”

  3. 3

    Adoの初“顔出し”が話題 ミステリアス歌手の限界と20年非公表の「GRe4N BOYZ」との違い

  4. 4

    TBS「テレビ×ミセス」のスマスマ化で旧ジャニ不要論が加速 “体を張るイケメン”の専売特許は過去のもの

  5. 5

    目黒蓮のGW映画もヒット確実も…新「スタート社の顔」に潜む “唯一の落とし穴”

  1. 6

    「自転車1メートル規制」で渋滞発生 道路交通法改正とどう付き合うべきか

  2. 7

    中居正広氏の公式サイト継続で飛び交う「引退撤回説」 それでも復帰は絶望的と言われる根拠

  3. 8

    嵐の大野智と相葉雅紀、二宮和也が通信制高校で学んだそれぞれの事情

  4. 9

    宮舘涼太は熱愛報道、渡辺翔太はSNS炎上、目黒蓮は不在…それでもSnow Manの勢いが落ちない3つの強み

  5. 10

    佐々木朗希に芽生えた“かなりの危機感”…意固地も緩和?マイナー落ち、トレード放出に「ヤバいです」