著者のコラム一覧
蝉谷めぐ実

1992年、大阪府生まれ。2020年「化け者心中」で第11回小説野性時代新人賞、21年、同作で第27回中山義秀文学賞受賞。22年「おんなの女房」で第10回野村胡堂文学賞、23年、同作で第44回吉川英治文学新人賞受賞。

(10)やはりこの後妻は一枚上手

公開日: 更新日:
イラスト・すり餌

「さて、先ほど玄関先で聞いたお話では、お二方はうわなり打ちの遣いでいらっしゃるとのことでございましたが」

 おりょうに話しかけられまごついたが、「ええ」と返すのは隣のお勝だ。その手元の皿上の饅頭はすっかり平らげられていて、よしきた、余裕振りに関しては己の女房だって負けちゃあ… 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り1,246文字/全文1,387文字)

【連載】うわなり合戦

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    萩本欽一(11)ひとりぼっち寂しく貧乏飯を食べながら「先生も同級生もバカだな」と思うことにした

  3. 3

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  4. 4

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  5. 5

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  1. 6

    医学部に進学した息子のために老後破産したエリートサラリーマンの懺悔

  2. 7

    初期ビートルズの代名詞のような2曲の、まるっきり新しかったポップさ、キュートさ、叫びっぷり

  3. 8

    混戦制した河本結の"自己中プレー"に中継解説者が苦言…人気女子プロに問われるモラルとマナー

  4. 9

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  5. 10

    ますます劣化する高市官邸…ポテチパッケージ白黒変更を「カルビーの売名行為」と幹部暴言しSNS大炎上