「スクイッド荘の殺人」東川篤哉著

公開日: 更新日:

「スクイッド荘の殺人」東川篤哉著

 鵜飼探偵事務所に小峰と名乗る依頼人が訪ねてきた。小峰は、烏賊川市で手広く娯楽施設を展開する企業の社長で地元の有力者だった。小峰によると、自宅に「裁きはまだ終わっていない」と書かれた脅迫状まがいのクリスマスカードが届いたという。探偵の鵜飼は、脅迫される心当たりがないと言いながら、警察ではなく探偵事務所を頼ってきた小峰の本音を疑う。

 しかし、小峰の依頼を快諾。というのも、小峰は毎年、クリスマスを市の外れにあるゲソ岬のホテル「スクイッド荘」で過ごしており、その滞在中の警護を依頼したいというのだ。当日、鵜飼と助手の流平は、旅行気分で社長夫妻とともにスクイッド荘に向かうが……。

 冗舌な文体で展開する人気ミステリー「烏賊川市」シリーズ最新刊。

(光文社 990円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「墓じまい」に悩むシニア 費用や遺骨の始末より問題になる「家族の愛憎問題」

  2. 2

    馬場典子アナの「人生の転機」は日テレ入社7年目“福澤一座”の旗揚げ公演の初舞台

  3. 3

    長崎でも高市首相はスカスカ挨拶…戦争責任「反省なんかしておりません」95年の発言がSNSで猛拡散

  4. 4

    八王子実践・河本ロバート監督「ライブや家族旅行も、事前に相談があれば休ませます」

  5. 5

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  1. 6

    ヤクルト「早すぎた続投宣言」の代償…池山監督の来季続投決定後に泥沼、投手陣も崩壊

  2. 7

    国害SNSを告発 森山裕・自民党前幹事長「高市おろし」キーマンに急浮上の裏…不快感に国境なし

  3. 8

    中居正広氏が熊本地震被災地を支援と報道 引退後も変わらないチャリティー精神と芸能界復帰の可能性

  4. 9

    高市早苗がナチス礼賛本に推薦文…「♪盟友ナチス♪」の高須克弥を持ち上げた安倍晋三にも共通する体質

  5. 10

    巨人ドラ1候補に花巻東・古城大翔が急浮上! 父はG戦士「振り向けば古城」、岡本和真の後釜育成急務