「ニュース嫌い」プチ鹿島著

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「ニュース嫌い」プチ鹿島著

 毎日、新聞14紙を読み比べ、選挙となれば国内はもちろん海外にまで足を運び、現場で立候補者に疑問をぶつけてきた時事芸人によるコラム集。

 まずは選挙の現場リポート。そのひとつは昨年の都議選。前年の衆議院選で自民党が大幅に議席を失う中、都議会自民党でも裏金問題が発覚。公認を得られなかった自民党の裏金議員たちはどう釈明したのか、演説会場も公表していない候補を探し当て、その演説に耳を傾け、抱いた疑問を候補にぶつける。

 ほかにも、高市首相の総務相時代に起きた検閲さえ容認しかねない放送法をめぐる政府の解釈変更や、安倍元首相の国葬をめぐる論議など、時々のニュースを取り上げ、世の中に渦巻く理不尽に物申しながら、過渡期にあるメディアの存在意義についても考える。

(朝日新聞出版 990円)

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