NHKにも安倍カラー? 15年大河は首相地元「松陰の妹」

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 再来年のNHK大河は「吉田松陰の3姉妹」に決定――。先週末、一部スポーツ紙がこう報じた。

 現在放送中の「八重の桜」は幕末から明治初期を描き、そのバトンを引き継ぐ「軍師官兵衛」は戦国もの。幕末、戦国ともに大河ドラマでは十八番の時代設定だが、ひとつ置いてまた幕末である。

「15年の大河はキムタク主演で織田信長を描く『信長燃ゆ』や冲方丁原作の『光圀伝』が有力候補といわれていただけに、また幕末・明治維新期の女性が主人公とは驚きました」(TV誌関係者)

 長州の思想家で明治維新の精神的指導者として知られる吉田松陰。今作でスポットライトが当たるのは吉田家三女で松陰の末妹にあたる人物。キャスティングはすでに井上真央で内定しており、ほかの共演者の人選も着々と進んでいるという。

 これに大喜びなのが安倍首相だろう。地元山口出身の松陰を尊敬し、自身の座右の銘に、松陰の「至誠にして動かざるものは未だこれあらざるなり」という言葉を引用するほど。NHK大河でその松陰を描くというのだから、さぞご満悦のはず――。

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