低迷「安堂ロイド」 キムタク“集中砲火”に救われた人たち

公開日: 更新日:

 木村拓哉(41)主演ドラマ「安堂ロイド」(TBS)が低空飛行を続けている。初回こそ視聴率19.2%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)だったが、最近は11%台と、ギリギリ2ケタを死守。平均で13.4%と肩透かしの数字だ。

 かつて“視聴率男”と呼ばれたキムタクだけに「キムタク神話は崩壊した」「何を演じてもキムタク」などと、業界内外でバッシングが起きている。すべてキムタクの責任にされているが、そのおかげで救われた人たちが結構いる。

「木村だけに批判が集中していますが、初回の好視聴率はキムタク効果もあったわけで、その後、急落したのは中身がつまらなかったから。木村のせいだけじゃない。そもそも<アンドロイドが過去にタイムスリップして恋人を守る>という設定自体が陳腐です。安堂ロイドの脚本は、TBSのドラマ『SPEC』の西荻弓絵さんが担当していますが、木村が集中砲火を浴びているから、注目されずに済んでいる。公開中の劇場版SPECは興収20億円を突破して好調なだけに、水を差されずにホッとしているといった心境でしょう」(TBS関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…