NHK紅白で初披露 壇蜜「日本舞踊」師範の腕前は?

公開日: 更新日:

 この一年、大忙しだった壇蜜(33)にとってビッグな“仕事納め”になりそうだ。NHK紅白歌合戦への初出場が決定。ゲスト企画枠で特技の日本舞踊をテレビで初披露するというのである。

 ある紅白歌手のステージで踊るというが、気になるのはその腕前だ。14歳から習い始め、舞踊歴は19年。昨年4月には日本舞踊師範の資格を取得している。壇蜜本人は流派を公表していないが、「半沢直樹」で共演した片岡愛之助が関西ローカルの番組で“暴露”。「坂東三津五郎兄さんがお家元の坂東流の名取らしい」と話したおかげで明らかになってしまった。

■川口流宗家も太鼓判

 坂東流といえば、日本舞踊5大流派のひとつ。江戸時代後期から続く名門である。日本舞踊・川口流宗家の川口小枝さんはこう話す。

「19年という稽古歴、しかも歌舞伎舞踊の本流で師範となれば、申し分ない経験の持ち主でしょう」

 川口さんの父は舞台演出家・映画監督だった武智鉄二、母は地唄舞の名手として川口流を創設した川口秀子さん。その血を引く芸事のサラブレッドも一目置くとなれば、舞踊家としても立派なものである。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」