「官兵衛」語り部・藤村志保の“戦線離脱”で視聴率どうなる?
あいたたた~。NHKから悲鳴が聞こえてきそうである。
放映開始から1カ月足らず、NHK大河「軍師官兵衛」に予期せぬアクシデントだ。ナレーションを担当する藤村志保(75)が今月3日、背骨を圧迫骨折。医者から絶対安静の診断を受ける大ケガを負い、交代を余儀なくされてしまったのだ。
すでに2月9日放送予定の第6話までは収録済み。7話目以降、元NHKアナウンサーの広瀬修子(69)が担当するというが、一体、藤村の身に何が起こったのか。
「事故に遭われたという話ではなく、朝起きたら、突然、背中に痛みが走り、起き上がれなかったそうです。そのまま病院へ向かい、診察を受けたと聞いています」(NHK広報部)
初回から大きな話題を呼んだ藤村のナレーション。画面に姿形を見せない声だけの出演ながら、主役の岡田准一がかすむほどの圧倒的な存在感でドラマをもり立てていた。ネットなど一部では「聞き取りづらい」と不評の声も上がっていたが、前回で第4話の放送を終え、耳慣れてきた視聴者も少なくなかったはず。ともあれ、「官兵衛に藤村志保の声あり」と強烈なインパクトを与えていただけに、抜けた穴は大きい。