• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

再審決定で注目 社会派ドラマ「BOX 袴田事件 命とは」

 冤罪が疑われてきた袴田事件の再審請求がついに認められ、死刑囚の袴田巌氏が即日釈放された。取り調べ時の暴力や証拠捏造疑惑、世界最長といわれる45年間以上もの拘置期間など、あまりに異様な事件の顛末を知るため、いまこそ「BOX 袴田事件 命とは」(2010年、日)を見直したい。

 長年の罪悪感により守秘義務を破った当時の主任判事・熊本典道氏の「無実と確信しつつも裁判長の反対で死刑判決文を書いてしまった」との証言を受けての映画化。萩原聖人演じる熊本判事と、同い年の袴田容疑者(新井浩文)の人生を対比させる構成で、冒頭のモノクロ映像が事件発生と共にカラーとなる演出が、時の流れの重さを感じさせる重厚な作品。

■反骨の映画作家はどう描いたのか

 裁判と熊本自身の再調査で警察・検察の横暴を明らかにし、冤罪発生のプロセスを暴く社会派ドラマ。監督の高橋伴明は学生運動の闘士でもあった反骨の映画作家で、本作でも当局を厳しく批判・追及する姿勢を隠さない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の芸能記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    学長会見は“ガキの使い” 日大理事長が絶対表に出ない理由

  2. 2

    元財務省・田中秀明氏 官僚の「政治化」が生んだ忖度体質

  3. 3

    ブームが去って「残念!」…ギター侍・波田陽区さんは今

  4. 4

    石原さとみに未練か “決断できない男”山下智久に心配の声

  5. 5

    天敵の籠池氏保釈で“劇場”再燃 高まる「6.20会期末解散」

  6. 6

    田中圭「おっさんずラブ」 女性ファン狂喜乱舞の“肉体美”

  7. 7

    テレ朝の刑事ドラマを追撃 “ダークな二宮和也”の心意気

  8. 8

    なぜ打ち切った? “上から目線”の日大広報・米倉氏を直撃

  9. 9

    「除名にしろ」の声も 日大アメフト部を待つ予想外の厳罰

  10. 10

    辞めたジャニーズの末路は…山口達也を待ち受ける“地獄道”

もっと見る