「MOZU」好演のルーツも 恩師が語る西島秀俊の少年時代

公開日: 更新日:

「高校時代はバスケットに夢中でしたね。部活の仲間と活発に付き合うようになった。やっとコミュニケーションの方法を見つけたようです」(市原教諭)

■大学1年で演技に開眼

 俳優に目覚めたのは横浜国立大学工学部に入学して1年目。映画に興味を持ち、高校の先輩に勧められて若手俳優養成のオーディションに応募して合格した。この頃、高校2、3年の担任でバスケット部の顧問教諭が心臓発作で亡くなる。お別れの会で弔辞を読んだ西島と再会した市原教諭が、豹変ぶりに驚いたという。

「映画俳優を目指すようになってやっと自己表現をするようになった。ほっと胸をなでおろしましたよ。映画も『インディーズ系が大好きで、これから東中野のポレポレに行くんだ』と言っていました」

 桐朋中学校・高等学校は、東京都国立市に所在し、中高一貫教育を提供する私立の男子校。偏差値は72。東京都偏差値ランキング21位。首都圏有数の私立進学校で東大合格ランキング全国23位、一橋大合格ランキング全国1位。卒業生に作家の赤川次郎や嵐山光三郎がいる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  2. 2

    7代目になってもカネのうまみがない山口組

  3. 3

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  4. 4

    福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

  5. 5

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  1. 6

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  2. 7

    DeNA藤浪晋太郎がマウンド外で大炎上!中日関係者が激怒した“意固地”は筋金入り

  3. 8

    収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます

  4. 9

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  5. 10

    吉村府知事肝いり「副首都構想」に陰り…大阪万博“帰宅困難問題”への場当たり対応で露呈した大甘な危機管理