ガキンチョ顔で抜群の演技力 池松壮亮は「第2の妻夫木聡」

公開日: 更新日:

「これで一気に知名度が上がるのでは。実力は十分。今年ブレークする俳優のひとりです」(芸能プロ関係者)

 人生をマラソンになぞらえ、「寄り道してもいい。道はひとつじゃない!」などと心の叫びに合わせ、疾走する男女のランナーたち――今月6日から放映されているリクルートの新CM。出演する若手俳優・池松壮亮(23)が評判だ。

「人生について考えたり迷ったりしたとき、どうしたらいいのか。本CMにはひとりの青年を通して壮大なメッセージが込められていますが、それを表現できる演技力と存在感を持ち合わせている池松さんにお願いしました」(同社HD広報部)

 迷い犬のように潤んだ瞳と、はかなげな表情。ほどよく鍛えられた上腕二頭筋まで披露したが、見覚えのある顔だと感じた人も多いのではないか。それもそのはず。今年でデビュー14年目。10歳の時、劇団四季の「ライオンキング」で初舞台を踏んで以来、多くの映画ドラマに出演している。

 ガキンチョの頃の面影を残しつつ、大人の顔にコンバートしたここ1、2年は、NHKの御用達俳優としても活躍。堤真一主演のドラマ「とんび」ではひとり息子のアキラを演じ、朝ドラ「梅ちゃん先生」は後半から最終週にかけてキーマンとして登場。時代劇「あさきゆめみし」では前田敦子の相手役を務めた。三谷幸喜作品に出たり、複数の映画賞にノミネートされた「横道世之介」にも出演。今年は春から夏にかけて「愛の渦」「春を背負って」を含む4作品の公開が控えている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  4. 4

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  5. 5

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  1. 6

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  2. 7

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  3. 8

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも