拠点は大田原 中国政府お抱え“料理の鉄人”王志堅さんは今

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「厨房もホールもワタシと妻でこなしてる。それがお安くできる秘訣です」

 王さんは中国では中華料理人の最高位「国家高級技師」であり、趙紫陽、胡耀邦、楊尚昆、鄧小平などの中国要人が主催する宴会やパーティーで調理責任者を務めてきた。

「鄧小平さんにはよく指名されました。好き嫌いがなく、お出しした料理は何でもペロリと召し上がって下さいましたよ。そうそう、今の習近平主席の実父、習仲勲さんのご自宅で料理したこともあります。肉体的に一番大変だったのが全人代、全国人民代表大会でしたね。関係者を含め、毎日2万食を作らなければならなかった。夕食用に麻婆豆腐1品作るのにも、朝9時から始め、午後5時半までかかりました」

東京五輪の中華料理責任者が目標

 不思議なのが、それほどの料理人がなぜ栃木県にいるのか、だ。

「ここからクルマで40分ほどのホテルサンバレー那須の中華料理部門の責任者として招かれたんです。当時はまだ30歳。日本で腕を振るってみたいという気持ちも強かったですし」

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