「HERO」検事役で注目集める 吉田羊“ツンデレ”の魅力

公開日: 更新日:

 フジテレビの月9ドラマ「HERO」で、新たに検事役で加わった吉田羊(年齢非公表)が注目を集めている。仕事中はヒールにタイトスカートだが、夜になると酔っぱらう。典型的なツンデレぶりが、肉食系男性の征服欲に火を付けているようだ。

「感情を表に出さず、凛として媚びない感じは、草食系の若者からすると近寄りがたいでしょう。でも、肉食系の中高年にはたまらないはず。彼らにとって、気の強い女性を従えるのは、一種のステータス。世のオジサンの心をくすぐるのも、うなずけます」(コラムニストの桧山珠美氏)

 公式ブログ「放牧日記」では、帽子と眼鏡でおちゃめなショットも披露。私服はちょっとダサかったりするが、そんな日常のギャップも魅力になっているようだ。

 もともとクールな役どころが多い。NHK朝ドラ「純と愛」でも、規律や礼儀に厳しいホテルの指導係を演じた。

 福岡県の久留米市出身で、松田聖子と同じ女子高の出身。大学時代に劇団を旗揚げし、地道に活動してきた。

 転機が訪れたのは08年。NHK朝ドラ「瞳」で演じた看護師役が中井貴一の目に留まり、三谷幸喜との縁も生まれた。今では三谷作品の常連としても活躍している。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態