清純派から熟女に脱皮…水野美紀「テレビ本格復帰」の裏事情

公開日: 更新日:

 TBS系の金曜ドラマ「家族狩り」で、水野美紀(40)が熟女の魅力を放っている。元夫のDVに悩みながら息子を育てる役柄。遠藤憲一(53)扮する刑事に思いを寄せる設定だ。

 若い頃は清純派で売ってきた。「踊る大捜査線」では、被害者遺族で後に警官となる柏木雪乃役。アイドル的な役回りを演じている。それが年齢を重ねて不幸な役柄が似合うようになった。3年前、映画「恋の罪」でフルヌードを披露。憂いに満ちた色っぽい表情は、全盛期の多岐川裕美(63)を彷彿とさせる。

■大手からの独立でゴタゴタ

「ここまで来るのにいらぬ苦労したことも、演技に奥深さを与えているのでは」と指摘するのはテレビ局関係者。

 9年前、所属する大手プロダクションからの独立をめぐり、水野は芸能界のドンを怒らせた。本人が希望する独立は勝ち取ったものの、代わりに仕事を失うことに。レギュラーだった「踊る」シリーズへの出演もかなわなくなってしまった。

「テレビで注目を集められなくなり、自然と活躍の場は映画や舞台に移っていったようです。映画でヘアまでさらしたのも、再び、スポットライトを浴びたかったからでしょう。最後は、別の芸能界の大物に頭を下げてマネジメントをお願いしたようです。土下座したなんて大袈裟なウワサも流れていますが、それでようやく本格復帰。昼ドラの主演を皮切りに、ゴールデンのレギュラーも射止めるまでになったのです」(前出の関係者)

 なんだか、ちょっと同情する。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 3

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  4. 4

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  5. 5

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  1. 6

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 7

    小野田紀美経済安保相の地元を週刊新潮が嗅ぎ回ったのは至極当然のこと

  3. 8

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 9

    「しんぶん赤旗」と橋下徹氏がタッグを組んだ“維新叩き”に自民党が喜ぶ構図

  5. 10

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み